大塚は東京に残る唯一の都電が走る街。大塚駅前の天祖神社には、第二次世界大戦の空襲で焼け残った樹齢六百年のいちょうの木が、今も人々の生活とともにあり、この木の下で女流文学者佐多稲子がひとときの休みをとり、野口雨情が「船頭小唄」を書いた。駒込は「ソメイヨシノ桜」発祥の地として春には各地から多くの人で賑わう。
大塚記念湯 豊島区南大塚3-38-15